令和5年度 県外原爆・平和展を3自治体で開催しました。

長崎市から受託している「県外原爆・平和展」
令和5年度は、7月~8月にかけて、京都府福知山市・東京都千代田区・埼玉県三郷市で開催しました。
会期中には、展示解説や被爆体験講話会も実施し、より理解が深まったというお声もいただきました。ご来場ありがとうございました。

京都府福知山市

【会期】2023年7月26日(水)~8月9日(水)
【会場】福知山市人権ふれあいセンター
    下六人部会館

感想
今この時世の中で、こうした学びができる機会が身近にあってうれしいです。
この時期だけ、原爆について語るのではなくずっとこれが話題となり、みんながいつも平和を考えなければいけないと思います。
原爆について実体験をもとに話されるのを聞いて、写真だけでは伝わりきらない背景や様子、その後のことまで知ることができました。
78年経った今も世界では戦争が起こっていて、1人でも1つでも戦争の悲惨さや等を知り自分ごととして捉えて次の世代へ伝えていきたいと思います。
原爆展には2日間生徒と来させていただきましたが、思った以上に生徒たちが長時間真剣に見ていたことに驚きました。また開催されるときにはぜひ来たいです。

東京都千代田区

【会期】2023年8月1日(火)~8月15日(火)
【会場】千代田区役所
    1階 区民ホール

感想
被爆した瓦に触れる展示はとても良いと思う。感触で原子爆弾の恐ろしさがわかりました。
パネルだけではなく被爆証言が観れるスペースがあり、訪れた人々の心と記憶に残るしくみがとても良かったです。
実際の展示物を肉眼で見ることと映像で観ることはかなり違う印象になると思います。今日は立ち寄ることができてよかったです。
これが事実とは思いたくない。写真を見て、核兵器は絶対に使用してはいけないと誰もが確信すると思います。
展示物が当時のそのままの姿を教えてくれており、伝わってくるものが多く、来れてよかったです。リアルな声を聞ける機会が減ってきているので、残していくべき展示会だと感じます。
(被爆体験講話)本人の口から聞くお話と、又聞きでは、話の中の体験が全然違い、平和に関して改めて考えるいい機会になりました。

埼玉県三郷市

【会期】2023年8月3日(木)~8月16日(水)
【会場】三郷市役所 1階 市民ギャラリー
    ららぽーと新三郷 ららほっとみさと

感想
長崎、広島とも原爆の施設には行った事がないので大変参考になりました。
ららぽーと内にあり、ふと立ち寄りましたが、とても心揺さぶられる内容でした。入口の被爆前後の航空写真が印象的でした。
できればもう少し大きくやってほしい。
このような展示は次世代につなげることとしてよい活動だと思います。
被爆地から遠く離れている土地で展示するのは有効だと思うので、各地での開催に大きな意味があると思います。
原型をとどめないガラスなどの展示はリアルに感じました。この様なとりくみを続けてくださると嬉しいです。
長崎出身ですが、県外に出るとあまり原爆の事にふれることが少なくなりました。子供達へ伝える為にも良い事だと思います。